今年の暖冬とつるバラ

いつもお世話になっております、メンテナンス部門の木村です。

本日は、今年のバラの様子についてお話ししようかと思います。

弊社モデルガーデンには、バラが数多く植えられています。そちらのバラのメンテナンスの一環として、冬場の剪定・誘引があるのですが、今年は例年と様子が少し違います。

こちらはパット・オースチンとクレア・オースチンなのですが、今の時期でもまだ葉が落ちていません。最近になってやっと寒くなってきましたが、今年は暖かい日が続いて、バラが葉を落とし切れていないようです。こうした場合ですと、誘引作業に支障を来すので、人の手で葉を落とさないといけないのですが、それにしても葉が多くついています。

つるバラの誘引は、バラの葉が落ちたころ、つまり休眠期に入ったころで、なおかつ枝が固くなる前の時期に行います。通常でしたら、それは12月~1月頃です。

誘引の適期であるのに、誘引してよいものかと悩む見た目をしているバラが多いですが、もう誘引してしまいます。

理想としては、葉を綺麗に取って一週間ほど待ってからの誘引作業です。病害虫の防除と、作業効率の観点から葉が多く残っていても、葉はすべて取ってしまいます。そうして土替えとマルチングと行いまして、冬のつるバラの誘引作業が完了となります。

モデルガーデンのバラも様子を見て随時誘引作業や剪定作業を行っていきます、バラのメンテナンスとしてお伺いするお宅もこの時期は多くなりますので、日々気を良く配り、きれいなお花の咲く誘引をしていきたいと思います。