シンボルツリーの選び方

シンボルツリーを選ぶ前に、庭の環境条件を確認します。

日照はどうか、風通しはどうか、気候風土はどうか・・・。
都市部では厳しい日照条件の庭が多くなっています。
十分な日当たりや風通しが確保できない場合が多いわけです。
これは、木の選び方に大きな影響を及ぼします。何時間ぐらい日が当たるかで、植える木の種類が変わってきます。

紅葉を楽しむ木は日当たりのよい場所、日陰なら耐陰性のある木々を選ばなくてはなりません。
また、寒冷地では寒さに強い木を、逆に暖地ではあまり元気に育たない、あるいは害虫の被害が多いという木々も少なくありません。まず、自分の庭環境の条件をよく調べておくことが大事です。

重要なことは、剪定がしやすくある程度の大きさが維持でき、そして樹形を損なわない樹種の選択が求められることです。
落葉樹
エゴノキ
ジューンベリー
カエデの仲間
カツラ
シラカバ
サルスベリ
ヒメシャラ
ハナミズキ
ヤマボウシ
ニセアカシア
ムラサキシキブ
ハルコガネ
ドウダンツツジ
ブルーベリー

常緑樹
シマトネリコ
シラカシ(白樫)
ソヨゴ
コニファー
アベリア
アブチロン
アオキ
ハイビスカス
ツツジの仲間

花を楽しむ     実を楽しむ
エゴノキ
サルスベリ
ヒメシャラ
ハナミズキ
ヤマボウシ
ニセアカシア
ハルコガネ
ドウダンツツジ
ブルーベリー
アベリア
アブチロン
ハイビスカス
ツツジの仲間

ジューンベリー
カシの仲間
ソヨゴ
ムラサキシキブ
アオキ
ブルーベリー

常緑樹と落葉樹を上手に組み合わせる
ヤマボウシ、シンボルツリー
ヤマボウシは日本固有種
ナツツバキ、シャラ、ヒメシャラ、シンボルツリー
紅葉が美しいシャラ

木は一年中葉をつけている常緑樹と、休眠期に葉を落とす落葉樹があり、広い庭では常緑樹を主体に、落葉樹を3割ほど組み合わせると、落ち着いた雰囲気の庭になるといわれてきましたが、現代の狭い庭にはその原則は当てはまりません。

また、木の大きさにより、庭の景色のポイントになる主木、主木を引き立てる中木、さらに主木、中木を引き立てる下木(根締め)といった役割がありますが、これも狭い最近の庭事情には合いません。住まいの表情や庭の大きさ、好みで自由に選びましょう。

しかし、小さな庭で常緑樹を中心にしては暗い感じの庭になってしまうので、落葉樹を上手に組み合わせたいものです。また、花の咲く木、葉や樹形を楽しむ木、実を楽しむ木と見所もいろいろ。樹形や葉色、葉の形、質感なども重要な要素です。

家の近くに常緑樹を植える場合は、将来の成長具合を見越して、家が日陰になってしまわないように適度な間隔をあけましょう。

常緑樹は外からの視線を遮る目隠しとしては有効ですが、肝心の日差しまでも遮っては意味がありません。定期的に剪定(透かし剪定)をすれば、木漏れ日が通る隙間をつくることができます。

庭で夏を涼しく過ごす一番簡単な方法は、日陰をつくることです。冬を暖かく過ごすには、日差しを取り入れることが経済的にも効果的です。

家のそばに落葉樹を植えれば、夏に生い茂る葉が日陰を作り、冬には葉が落ちて十分な陽光が差し込む、まさに「自然のパラソル」の役割を果たしてくれます。落葉樹を1本植えるだけで、庭の見た目だけでなく、季節に合わせた機能性もグレードアップしてくれます。

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